2007年12月28日金曜日

雑記8 私個人のエンコード不能状態について

例:ジャン・ドゥーシェの元の動画ファイルで
mencoder_vp6setに入ってるFLV4enc_D&D_2pass_4:3.batでやろうとすると、以下の流れで止まる。

113 audio & 236 video codecs
The br option must be an integer: C
Error parsing option on the command line: -lameopts

終了しています... (error parsing command line)

MEncoderファイルセットのFLV1enc_D&D.batでやろうとすると、以下の流れで止まる。
112 audio & 237 video codecs
The vbitrare option must be an integer: C
Error parsing option on the command line: -lavcopts

終了しています... (error parsing command line)


高画質のflvエンコードさえできれば、PD入りしている小津・成瀬・溝口などをupし、ゴダールタグ内の作品も一新させるつもりなのですが、頓挫中です。何とかならないものなんですかね。とりあえずニコニコwikiのQ&Aに無く(この事例とも違うし)、ぐぐってもわからない。低画質で恒常的にやっていこうと一時は思ってたんですが、白黒映画の古典映画をupするとなると、画質が低くてはあまりに微妙で。PD作品を出すと言っても、この画質ではなぁ。

■ 追記(2008年3月10日)
 突如としてFLV4enc_D&D_2pass_4:3.batによるflvエンコードが成功。きっと初歩ミスだったのに違いない。
 (あくまでニコニコ動画で言うところの「高画質」の範囲ではありますが)高画質版をupできる状況になったところで、いくつかの懸案事項が生じた。それは、日本語字幕をSubtitle WorkshopやVisualDubなどを使ってup以前に付した上でupするのか、これまで通りにコメント機能で字幕を作るかどうか、ということ。当初ニコニコでこれまでのような翻訳字幕活動の方針を私が立てたときは、コメント機能の使用が暗黙に前提していた。コメント機能という参加可能な枠とそこでの発言において、より地道で粘り強い慣習を根付かせていくことができないか、と思っていたからだった。だからこそ、積極的に邦語字幕の複数化(『二十一世紀の起源』)を導入し、外語字幕つきのものでも躊躇なくupし、画面上注釈のようなコメント発言をできるだけやろうと思ってもいた。文字着色や文字位置指定ぐらいしかできない貧しい機能であるにもかかわらず、やり方しだいで動画と文字をこのように作用させあうことができる、ということをやろうとしていたからだった。
 事前に字幕を完成させて高画質版をupすることは視聴条件としては改善されるし、またソフト上で字幕を作成することでフォントを見やすくさせることや誤字修正などもやりやすくはなるだろう(投稿者コメント機能で今でもある程度はできるが)。しかし、それでははじめからついている一次的な字幕/コメント機能による二次的な字幕といった層の違いがどうしても出てきてしまう。また、「試訳」と称して複数の訳文を提示することで字幕文に原文を軸にある程度振幅を与えることも容易だった条件も変わってしまう。事前字幕ありの動画では、「字幕つきup乙」「見やすいありがとう」といった需要をより強化し、事前字幕とコメントの乖離がさらに身振りの上で進行してしまうのではないか。(ただし去年の夏秋と比較すると、現在ゴダールタグ内のコメント風習は良くも悪くも自粛の傾向が強くなっており、垂れ流しのようなコメントが減っている傾向がある。字幕完了済み動画であっても通常のコメント機能で邦訳字幕がつけられているという事情もあるのだろうが、つまらない一言コメントをしないでおこう、という配慮が暗黙にされているのかもしれない。これはこれで悪いことではないが、画面上注釈による画面と発言の関係性の模索やテキストの文面の吟味といった方向性を積極的におこなうものではないことは事実であり、刺激的なコメント風習やそれをおこなう層の出現はまだ見えてこない。まあ、必ずしもそうしたコメントを期待してupしたり訳したりしているわけではないので、それはそれでいいのですが。)
 上記のような意味で、事前作成字幕版のupにはやや躊躇する気持ちが現在ある。高画質版作成が可能になり、事前作成字幕が選択肢にのぼってきた現在、動画/コメントの関係性を新たに以前とは異なったかたちに組みなおし、やり方を考え直すべきときなのかもしれない。

これまでupしてきたものを、所持しているファイルの状態について以下に整理すると:
元ファイルはもっと高画質で、高画質版up検討中
 『映画史』(ただしイタリア語字幕版ぐらいしか持ってない)、『二十一世紀の起源』、『古い場所』、『ウディ・アレン会見』、『D.I.』、『ロートリンゲン』、『フランス映画の2×50年』、『芸術の幼年期』、『煉獄エロイカ』、「ゴダールインタビュー」(ただし高画質にする必要もないだろう)

元ファイルが結構荒れてるので多少マシになるだけなので検討してないもの
 『子供たちはロシアで遊ぶ』、『ウラジミールとローザ』、『イタリアにおける闘争』、『シネトラクト』、『二人の子供フランス漫遊記』、『コンクリート工事』、「ハイデガーの発言Part1」『ソフト&ハード』(ただし、youtube版よりちょっとマシな画質のものは持ってるが、スペイン語字幕付き)『春婦伝』『悲愁物語』『すべての革命はのるかそるかである』(しかし高画質版upはやりたい)、「ゴダールxザグダンスキー対談」(もともとがDailyMotion公開動画なので現在の画質が上限)